家の中に自然な光が窓から降り注いでいる家は、きっと明るい家族なんだな。と思います。 暗い中で生活するよりは明るい部屋で生活した方が自分自身も明るく生活出来ると思いませんか。 光を取り入れる上で、むやみやたらと窓を大きくすればよいというものでもありません。 窓が多いと家の断熱性能、に不安が出てくることもあります。 そのためには、庇やカーテン・すだれで必要な分の光を入れるように調節する必要がでてきます。
家に風を通すことは、単に新鮮な空気を取り入れて汚れた空気を外に出すという換気のはたらきだけでなく、体の熱の放散してくれることで涼しくて爽やかな居住環境をつくるということに大きな意味を持ちます。 大きな開口部をとりたくさんの風を取り入れることよりも、風の速さと風の通る道が重要なのです。 風の動きは、風の入り口よりも出口の位置に大きく左右され、床面に接した小さな窓が、思いのほか通風に効果をあらわすのはこのためです。 そして、窓があることで外の景色を感じることができるのです。
樹木は、日陰をつくり周囲の気温を下げる効果があります。 樹木が大きく、また本数が多ければよりその効果は高まり、空調費の電気代や夏の水やりの水道代も削減することができます。 限られた敷地一杯に家を建てずに少し余白を残すことで四季を感じることができます。 つまり、家は少し小さめで四季を感じることで暮らしは豊かになります。
木とは、無垢材のこと。無垢材は素材そのものに心を安らかにする「癒し力」があります。 五感で感じた情報は無意識のうちに、心や脳へ伝わり何かを感じ取り、「安らぎ」や「心地良さ」という「感情」に現れてきます。 そもそも家は、会社や学校とは違い、安らげる空間でなければなりません。 自然な無垢材を使うことで、私達は五感が感じとり安らぎを感じ取るのです。
雨が降ることで四季を感じ、家全体にも良い影響を与えてくれます。 もちろんメリットばかりではなくデメリットもあります。 しかし、雨が降ることで家全体の汚れを洗い流してくれたり、樹木に水を与えてくれることで木は成し、家を日射や風などから守ってくれます。